鉄スクラップ・銅買取ブログ

金属相場市況のつぶやき

2022年5月11日(水) ニューヨーク市場もみ合い

2022-05-11

本日は、2022年5月11日(水)です。ここ新潟は、寒くもなく、暑くもなく最高の気候です。皆様いかがおすごしですか?

昨日のニューヨーク市場は、序盤はもみ合いになったもののダウ平均の終値がさらに今年初の最安値になりました。依然としてFRBの金融引き締めの警戒感が強いようです。インフレ抑制は、経済の好循環を作るためにおこなっていることですが、あまりにも過激な利上げは逆に経済の減速を招いてしまいそうですが、どのようにFRBは今後考えていくのでしょうか。インフレ抑制に成功すればコモディティ関連の相場が落ち着く?もしくは暴落するということになりますので引き続き金属相場の警戒感は緩めることができませんね。

最近は、株もLMEも前半が伸びていて後半が減速しております。これは機関投資家が前半買って、上がったところで後半売っているように感じてしまうのは素人ながらの考えなのでしょうか?本日の銅相場はLME続落で建値の改定が最低3万落ちといったところでしょう。

今後は中国のコロナが収まれば戻す可能性が大きいのですが、いまだに見えてきませんからさらに落ち続けることでしょう。さらにFRBの今後の利上げスペースがどうなっていくのかを知る上で必要なアメリカの消費者物価指数(CPI)も今日発表されますのでこれによって指数が高い場合は、さらに利上げを強めていくことでしょう。そうなると銅相場にも影響が起こるようにも思います。