鉄スクラップ・銅買取ブログ

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深すぎる合金のテクノロジー

2020-04-23

ハステロイ(HASTELLOY)という金属は、ニッケルにモリブデンやクロムを多く加えることで耐食性や耐熱性を高めた合金です。

この合金はオウム真理教のサリンプラントでも使用され、一時有名になりました。

ところで、皆さんはどのような金属を知っていますか?

地球上には金、銀、鉄、銅、アルミ、ステンレス等々様々な金属が存在しますが、私たちが普段使用している金属製品などは、合金によって構成されているものも数多くあります。

例えば、十円硬貨は銅で作られていると言いますが、厳密に言うと「銅」と「亜鉛」「スズ」の合金ですから、銅だけで作られているわけではありません。

他にも、

百円硬貨は「銅」「ニッケル」の合金

五百円硬貨は、「銅」「亜鉛」「ニッケル」

五円硬貨は、「銅」「亜鉛」

一円硬貨だけが日本の硬貨のなかで唯一の

「純アルミニウム」とされております。

以前のブログでもご紹介させていただきましたが、キッチン周りのシンクなどのステンレスもスチール(鉄)とニッケルやクロムなどの合金です。

さらに言うと車のアルミホイールは、アルミニウム合金で作られており、主成分はアルミニウム、銅、マンガン、ケイ素、マグネシウム、亜鉛、ニッケルなど実にたくさんの金属を配合しているのです。

金属をわざわざ合金にする意図は、錆びにくくするとか強度をあげるとか、用途に応じてオートクチュールの金属を使用するためです。

写真の金属は、アルミとニッケル、コバルトの合金「アルニコ」

合金にする手間には、それなりの意図・意味があるのです。

逆に缶コーヒーなどのアルミ缶やスチール缶などは、純度を上げてリサイクルをしやすくさせているものもあります。

 金属はいろいろと組み合わせることで、その用途に合った金属に生まれ変わることができます。この技術によって私たちの生活がより豊かになっていったのです。

昔から合金は、私たちの産業を支えている重要なテクノロジーであり、今後も大きく発展していく分野なのではないでしょうか?

もしかしたら近い将来、核兵器にも負けない合金が開発されるかもしれませんね。

本日の銅のLMEは、昨日より少し戻して、為替が107.73円ですので建値計算値が59万円となります。

おそらく本日中に改定されることでしょう。

ご存知の通り今週になって、原油が史上最安値を更新しました。このインパクトによる影響が銅のLMEなどに表れていないのが少し不気味のように感じますが、皆様はどのように思うでしょうか?